ミズイロのポケモン構築備忘録

ポケモンダブルバトルの構築記事を書いてます

【SVダブルバトルPJCS2024第1回予選構築・最高レート1732】追い風orガチキリン

はじめに

こんにちはミズイロ(https://twitter.com/mizuiro32163216)と申します。今回はPJCS2024第1回予選で使った構築の紹介です。いろんな方の強い構築の強い調整や並びを混ぜた構築です。

オリジナリティはあまり出せていませんが、使いやすかったので記念に残します。

自分で言うのもなんですが強かったです。残念ながら予選突破はなりませんでしたが、構築自体は強いと信じているので良かったら参考になさって下さい。

(最終レートは残念なことになりました)

 

この構築を一言でいうと

相手が嫌そうなポケモン達を選出すれば勝てる

 

個体解説

ハバタクカミ ひかえめCS@拘り眼鏡 妖テラス

131(4)-×-75-205(252)-155-187(252)
H4 C252 S252

マジカルシャイン ムーンフォース シャドーボール ほろびのうた

このポケモンが動けば動くほど勝ちに近づきます。記事編集時の流行りはSブーストカミですが、火力に欠ける分、取り回しが難しいため眼鏡にしています。代わりに素早さ操作はトルネロスで行います。

相手にフェアリー技が通るパーティ(ゴリラガエンライコスタン等)には積極的に選出します。

隣に並べたいポケモン

トルネロス(おいかぜによるS操作)

・リキキリン(先制技対策とヘイト集め)

・オーガポン(このゆびとまれでの保護)

ウーラオスウーラオス(いちげきのかた) 意地っ張りHA@黒い眼鏡 毒テラス

204(228)-200(252)-122(12)-×-82(12)-118(4)
いじっぱり H228 A252 B12 D12 S4

あんこくきょうだ インファイト ふいうち どくづき

こちらの調整WCS2023 シニアカテゴリ優勝 ウインニンフトドン - 逆張りレジアイス

を参考にした悪ウーラオスです。耐久に努力値を回しており、受けの毒テラスタルで高火力の技を押し込みます。

素早さが早くない分、トリックルームを活かすこともできて沢山動いてくれます。毒テラスは対面的に不利になるはずのハバタクカミやパオジアンを返り討ちにすることができます。

まもるが無いですが困ることは少なかったです。ウーラオスが動かなくても場面が動く展開がほぼ無かったからだと思います(こいつが動かなきゃ始まらない)

隣に並べたいポケモン

トルネロス(おいかぜによるS操作)

・リキキリン(先制技対策とヘイト集め)

・ガチグマ(トリル下で守らせない)

リキキリンリキキリン 呑気Hbd@オボンのみ 妖テラス

224(228)-×-121(156)-130-106(124)-72
H228 B156 D124

サイコキネシス まもる てだすけ トリックルーム

こちらも参考個体です

【ポケモンSV・レギュE】赫月スイッチトリル - ゼニガメ成長日記

前ルールのレギュEランクバトルで最終1位になられた構築での調整です。

まあ耐える耐えるなんでも耐える。採用理由であるはずの先制技無効テイルアーマーがおまけに感じるほどの純粋な安定感でした。

しかし、記事のサイコノイズマジシャだと、火力が貧相すぎ、カイナも激減したためサイコキネシスマジシャにしていました。

それでも弱い ただトリックルームと手助けをするポケモンになっていました

そこで「まもる」を採用したところ勝てる試合が増えました。

古風な手ですが、「トリックルーム始動ポケモンがヘイトを集めてまもり、横のポケモンで一回攻撃する」が多く通りました。

ただエスパー技のみなので、悪タイプのタスキ持ち(パオジアンや悪ウーラ)で詰む危険性もあります。ここは立ち回りの注意点です。マジシャのみがその点では安全ですが、いかんせんマジシャは火力が無さ過ぎて困る場面が多かったです。(威力60と135なので倍以上ダメージが違う)
隣に並べたいポケモン
・ハバタクカミ、ウーラオス(アタッカーを動かすかトリルを通させるかの択を迫れる 意表を突いた手助けもあり)
・ガチグマ(トリルエース)
・△オーガポン(なくはないがアタッカーとしての性能は劣るし、ゆびトリルは最終手段であるためあまり並べたくない)

ガチグマガチグマ (赫月) 冷静hCD@命の珠 ノーマルテラス

199(84)-×-140-205(252)-107(172)-51

 H84 C252 D172 最遅

ブラッドムーン ハイパーボイス だいちのちから まもる

Dに厚めの珠ダメ最小 ウーラオスインファイト意識のH厚めの方が良かったのかもと少し後悔
説明不要のガチキリンのガチです。強い。

レギュFの注意点としてはガエンの捨て台詞が痛いので、さっさと手助けブラッドムーンで倒すことを意識しました。

トリルパーティで先制技防いでるならまもるを切って、しんくうは採用もありな気がしています。少なくとも予選はそれで拾える試合の方が多かったです。

隣に並べたいポケモン

・リキキリン(手助け、先制技防止)

・ウーラオス(トリル下で守らせない)

トルネロストルネロス (化身) 臆病CS@気合の襷 飛行テラス

154-×-90-177(252)-101(4)-179(252)
C252 D4 S252

こがらしあらし おいかぜ こごえるかぜ ちょうはつ

テンプレですが個人的な地雷枠

ガチキリンと追い風ポケモンを選出画面で並べて思考を鈍らせます(多分)

以前は耐久振りのトルネロスを使っていましたが、弱い 

追い風ターンを無駄に使い、こがらしの威力も弱く、Sが甘い分追い風下でもブーストカミに抜かれることもありました。

思い切ってCSに振り切ったことで、こがらしあらしの圧力が増し、モロバレルやオーガポンにも強く動くことができ、トルネミラーにも強くなりました。

ちょうはつはまもると迷いましたが、モロバレルクレセリアが少し重いこと、メンタルハーブの採用が案外少ないことを考慮してちょうはつにしました。猫だましは怖いですが、リキキリンが猫だましの牽制になっていたと思います。テラスは切りません。

隣に並べたいポケモン

・ウーラオス、ハバタクカミ(アタッカー)

オーガポンオーガポン(いどのめん)意地HabS

181(204)-162(60)-112(60)-×-117(4)-153(180)

H204 A60 B60 D4 S180

ツタこんぼう ウッドホーン このゆびとまれ ニードルガード

・HB意地悪テラウーラオスの暗黒強打確定耐え

・A陽気パオの不意打ち耐えハバタクカミをつたこんぼうで確定1発

・S準速100族抜き(イーユイ意識)

バレル、水ウーラオス、ハバタクカミ、エルテラと多くのポケモンやギミックを対策することができる汎用ポケモン 

ラスタルして耐性変化、水技威力上昇、特殊防御上昇は強すぎる 特殊アタッカーは大体物理耐久が脆いため、耐えて返しのつたこんぼうが刺さる

環境ポケモンになるのも納得のポケモンでした。

構築として重いスカーフ水ウーラ、モロバレルを素直に動かさせないポケモンとして採用しました。イエカシラにも強かった。

隣に並べたいポケモン

特になし(相手への対策ポケモンとして選出していました)

選出&立ち回り

追い風軸

初手 トルネロス+ウーラオス、ハバタクカミ

  + 
 

後発 オーガポン

基本選出です。全員の火力が高く、上から攻められそうな相手にはこちらを選出します。択も少なく、一番心労も少ないです。

トリルちらつかせ軸

初手 リキキリン+ウーラオス、ハバタクカミ

 + 

後発 ガチグマ

追い風で押し切れず、タスキ持ちや高耐久持ちが多そうな相手に選出します

初手でリキキリンが守り、その隙に一回殴ります。初手からウーラオスやハバタクカミにテラスタルを切る選択肢もあります。ガオガエンなどはてだすけテラスムンフォで倒してしまいましょう。

数的、HP的な有利を取ってからトリルをすることを心がけます。特にパオジアン、悪ウーラオスなどの悪タイプのタスキを削っておくことは意識します。

指トリル

初手 リキキリン+オーガポン

後発 ガチグマ+ウーラオス

トリルさえすれば勝てそうなときです。まあないです。

対寿司

手助けブラッドムーン、ゆびで守りながら妖テラスムーンフォースや暗黒強打などの高威力でごり押しましょう。前座のポケモン達に削られないようにするまでが勝負です。

最速地震寿司はカミが抜かれて負けです(1敗)

重かったポケモン、構築

・通常ガチグマ、コータスクレセリア

アカツキガチグマより遅いトリックルーム構築はめちゃくちゃきついです。

初手ガエンクレセ(メンハ)→捨て台詞→ガチグマ降臨 だけは避けましょう

メンハじゃないお祈りちょうはつチャレンジが通ればだいぶ楽になります

ウーラオスに猫だまし通るからクレセリアテラス切らなくていいよからのリキキリン後出し暗黒強打クレセワンパンもあります お好きな方をどうぞ

・ディンルードータクン

まあ重い 弱保ディンルーに壊された

・ドドゲザン

ウーラオスと対面させてテラスを切らせてからガチグマにつなげたい

・突然の鋼テラスウーラオス

許して

 

戦績&まとめ

最高レート1732(ボーダー1750付近)と去年に引き続きちょっとが足りないです。悲しい。

 

それはそれとして予選はランクバトルと違って少し頑張ればガチガチの強者とバチバチに戦えるのがすごく好きです。上位勢や大会とは縁遠い私にとってはありがたい機会です。有名強者と当たったときは昨年のWBCチェコ代表の野球選手みたいな気分になってます。多分。

今回のルールであるレギュFは、寿司やイエアルマ、パオカイなど押し付けてくる構築が少なく、スタンパ寄りの駆け引きや読みが多く起こるが楽しい環境でした。45戦飽きずに戦えました。次回予選も楽しく潜り切れたらと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました。